2015年7月16日木曜日

BSA日記


久々にバックサイドエアーについて少しお喋りさせてください。

なかなかこの話題に触れられなかったのは、
ズバリ進歩を感じなかったからです。
練習はしてたんです。でも、怪我やらメンタルの弱さやらで、
練習量は決して多くなかったと思います。
しっくり来る日もあれば、失望することも、そんな日々。

で、69(ROCK)へ行ったとき、
アキラ君に、自分に足りない動きや、
どういう練習が必要かを教えてもらい、
一週間ほど試行錯誤しながら、色々と何をどう取り組むべきか考えました。

グラブのタイミング/位置/構え方、軌道、一体化、
肩の動き、手の振り、頭の動き、視線、テールの押しと引き…。

ダメ出しポイントは沢山ある上に、
全ての動きが連動している為、
一つ直そうとすると全てが崩壊する。
この一週間は転けも多くなって悪循環。

で、何が必要か分かって来ました。決定的なことが一つ。
って言うか、もうだいぶ前から分かってたんです。
でも、理解出来なかったり、やりたくなかったりで、
避けて通ってたあの動きがやっぱり必要だったんです。

簡単に言うとエアボーン。
バニーホップって言うほうが正しいのかもしれません。
私的解釈ではマニュアルしてグラブしてエアボーン。

バックサイドバニーホップは、不意に出来ちゃうときがありました。
何かが上手く噛み合ったときに起きる現象、といった感じで。
マニュアル状態が長めで上に登る軌道に乗れたときにそうなる。
そう感じてましたが、その「何か」をしっかり追求せず、
体で覚えることもなく、放ったらかしてここまで来てしまいました。

なので、いつもの自分のやり方だと、
ターンして、グラブターンして、次がもうエアー。
体も心も準備不足だけど飛ぶしかない感じ。
でも、ビビりが先行するので、
メイクしたとしても、エアーにはなってないイマイチな状態。
ちょっと浮いただけ…。
そこから頑張って飛ぼうとする。
上手く行けばメイクして一安心。
駄目ならコケてメンタル低下。自分の練習に疑問を抱く。
その不安定なループの中、上手くなれると信じるのみ。

何度かこのブログにも登場するこの映像。↓
グラブターンしていきなりエアーかよ!ってツッコミたくなりませんか?
その間にもうワンステップ刻みたいですよね。


別にウィリス大先生を責めてるつもりではないんです(笑)
スケボーは教えてもらうものじゃなくて、
転けながら自分で覚えて行くものだと思うんで。
ウィリス大先生は大変素晴らしい先生であります!

で、そのもうワンステップがバニーホップだと思うんです。
分かってたんです。分かってたんですけど避けて来てしまいました。
そして、そのせいで、進歩しなかったんだと痛感しています。

ちなみにフロントエアーの練習過程では、
このバニーホップにも時間を費やしました。
今でも、いきなり飛べないときは、
一旦バニーホップに戻ってイメージと動きを修正します。

で、数日前から、
バックサイドエアボーン/バックサイドバニーホップを練習開始。
面を登りながらグラブして、グラブしながらマニュアル状態を作ってターン。
踏み切れそうな状態になったら飛んでみる。

以前はこれすら出来なかったんです…。
膝が硬くて曲がらなかったり、腰を痛めたり、
しかも意味が分からない…。
言い訳が多過ぎて断念してました。

でも、今回はしっくり来てます。
グラブ慣れに関しては日頃のカービンググラブの練習が効果的だと感じます。
でも、当然ですが、まだまだ下手クソです。
ようやく浮き始めた程度。
けど、同時に新鮮さと楽しさを感じます。
これならイメージも動きも理解出来るかもって期待も感じます。
楽しさや期待があれば頑張れますよね♪

というわけで、今までサボってた重要ステップの練習を始めました。
暑い夏を乗り切った頃に成果を出せればと思います。今度こそ!!!